正直に言うと、僕も最初に「ドリームポニー」と「一ノ瀬続輝」という名前を見たとき、少し戸惑いました。設立が2024年4月と新しいこと、加盟金が150万円前後という金額、そして公式サイトに並ぶ華やかな実績。これを見て「本当に大丈夫なのか」と不安になるのは、ごく自然な反応だと思います。
僕自身も副業や物販の世界に足を踏み入れたとき、同じように迷いました。だからこそ、今この記事を読んでいるあなたの気持ちが痛いほどわかります。
この記事では、公式サイトに書かれている情報だけでなく、外部サイトやYahoo知恵袋で確認できる声、BUYMA物販という仕組みそのものが持つ構造的な難しさまで含めて、できる限り正直にお伝えします。煽るつもりも、否定するつもりもありません。ただ、あなたが冷静に判断するための材料を、一緒に見ていきたいと思っています。
代表者の経歴と、フランチャイズ業界での立ち位置
一ノ瀬続輝さんは1997年生まれ、長野県出身です。2018年に不動産会社に入社して営業で新人賞を獲得し、2021年に退職後、別のFC本部の立ち上げに執行役員として携わり、店舗数を200店舗規模に拡大した経験があると公表されています。そして2024年4月、27歳前後で株式会社DREAM PONYを設立しました。
ここで注目したいのは、フランチャイズ業界での経験年数そのものは長くないという点です。前職での執行役員経験が主であり、業界での実績は数年程度。それでも短期間で複数のFC事業を立ち上げ、約60ブランドの総合代理店として機能する体制を構築したスピード感は、率直に言って目を見張るものがあります。
ビジネスチャンス誌のインタビューでは「フランチャイズ業界に仲介業がないことに着目した」「営業・契約・入金まで全部を丸投げできる外部営業部門として使ってもらっている」と語っています。今後4年間で年商30億円規模の代理店事業に成長させることが目標だとも述べています。
この発言からわかるのは、ドリームポニーが単なるFC本部ではなく、他社FC本部の営業代行を担う「総合代理店」としての性格を持っているということです。加盟検討者にとっては、この二面構造が見えにくさを生んでいます。自分が契約する相手がドリームポニーなのか、それとも別のFC本部なのか、契約書の冒頭にある「甲(FC本部)」の記載を必ず確認してください。
設立2年未満の会社が掲げる実績と、その時系列
公式サイトやフランチャイズ紹介サイトには、次のような実績が掲載されています。
加盟6ヶ月目で売上585万円、利益61万円を達成した30代男性Aさん。同じく6ヶ月目で売上687万円、利益69万円を達成した20代女性Bさん。加盟9ヶ月目で月利101万円を達成したSさん。そして、月商1,000万円以上のBUYMAショップを累計50社以上輩出したという実績。
一見すると華やかな数字です。でも、ここで冷静に考えたいのは時系列です。2024年4月に設立された会社が、同年8月時点で「開業8ヶ月の加盟者」の実績を広告に掲載していたという指摘があります。これは前身事業(BUYUP時代)の実績を含んでいる可能性がありますが、公式サイトにはその説明が見当たりません。
公式ページには「一例であり、新規開業時の予測を示すものではございません」という注記があります。この一文が何を意味するのか、僕は正直に言うと、とても重く受け止めています。
成功事例は「実際に成果を出した人」の事実かもしれませんが、全加盟者のうち何割がこの水準に達しているのか、達成率のデータは公開されていません。成功事例の抜粋である以上、それが自分にも再現できるかどうかは別の問題です。
住所変更の多さと、会社の安定性
設立から2年未満で、本社所在地が神奈川県座間市、横浜市中区、東京都千代田区と2回変更されています。現在は麹町のビルに入居していますが、この短期間での移転をどう受け止めるかは、人によって判断が分かれるでしょう。
成長のための移転と見ることもできますし、逆に拠点が定まらない不安定さと見ることもできます。僕自身は、加盟金を払う相手がどれだけ腰を据えて事業を続けているかを見る材料の一つとして、この点を気にしています。
契約前には、登記簿謄本で最新の所在地を確認することをお勧めします。法務局で誰でも取得できます。契約書に記載された所在地と、登記上の所在地が一致しているかを確認してください。
複数ブランドの立ち上げとリブランド
ドリームポニーは短期間で複数のFC事業を立ち上げています。BUYUP(現在のBRAND物販PLUSの前身)、BRAND物販PLUS、ミギウデシステム、Buy Link、そして美容FCのLiréなど。BUYUPからBRAND物販PLUSへのリブランドについては、理由が公式には明示されていません。
リブランドそのものが悪いわけではありません。でも、なぜブランド名を変えたのか、前身の事業で何があったのか、その説明がないまま新しい名前で営業が続いている状況は、加盟検討者にとって判断材料が不足していると言わざるを得ません。
公式が語る成功事例と、外部サイトで確認できる声のギャップ
Yahoo知恵袋で確認できる、加盟後の実際の声
公式サイトには華やかな実績が並んでいますが、外部サイトには対照的な声も存在します。Yahoo知恵袋で確認できた投稿をいくつか紹介します。一次ソースが確認できるものだけを取り上げます。
2025年6月には「加盟金と保証金を合わせて150万円を振り込む予定」という相談投稿がありました。別の投稿では「連絡も遅い。何も売れない。ものがなさすぎる。言われてた事とかけ離れすぎてる」という加盟後の体験談が書かれています。
さらに、元執行役員を名乗る人物から、営業手法への疑義やインセンティブ未払いを訴える投稿も2025年8月から9月頃に複数確認されています。また「明らかに違法じゃないですか」という率直な疑問を投げかける投稿もあります。
これらの投稿が全体のどれくらいの割合を占めるのか、真偽の確度はどうなのか、僕には断定できません。ただ、こうした声が複数確認できること自体は、事実として認識しておく必要があります。
外部検証サイトに掲載されている報告
外部の検証サイトには、「月100万稼げると説明され融資で加盟したが4ヶ月経過時点で売上ゼロ」という報告や、「被害者の会を立ち上げたい」という掲示板投稿が掲載されています。ただし、これらは一次ソースが未確認のため、鵜呑みにはできません。
僕が言いたいのは、これらの報告が全て真実だということではありません。ただ、公式サイトの成功事例だけを見て判断するのではなく、外部の声も含めて全体像を掴むことが、冷静な判断には不可欠だということです。
営業説明と契約書の温度差
営業の場では「月100万稼げる」「未経験でも大丈夫」と説明される一方、契約書には「売れることは保証しない」との記載があるとの指摘があります。これは外部の検証サイトで報告されている内容ですが、一次ソースは未確認です。
それでも、こうした指摘がある以上、契約書を署名前に必ず自分で読み込むことが必要です。営業担当者の説明と契約書の文言に温度差がないか、売上や利益の保証についてどう書かれているか、サポート義務を負う法人名は明記されているか、これらを一つ一つ確認してください。
BUYMA無在庫物販という仕組みが持つ、構造的な難しさ
加盟者が増えるほど加盟者同士で競合する構造
ここからは、BRAND物販PLUS固有の話ではなく、BUYMA無在庫物販全般に共通する構造的な課題をお伝えします。
同じFCに加盟した複数の人が、同じ仕入れルートから同じ商品を、同じBUYMAというプラットフォームに出品する。これがBUYMA系FCの基本構造です。加盟者が増えるほど、加盟者同士で価格競争が起きやすくなります。
「独自の仕入れルート」が売りであっても、加盟者数が増えればその優位性は薄れていきます。これは仕組み上、避けられない宿命です。僕がこの構造を見て感じるのは、加盟者が成功するほど、次の加盟者の参入障壁が上がるという矛盾です。
BUYMAのプラットフォームルールと、アカウント停止リスク
BUYMAには禁止買付先リストがあり、違反すると出品資格が停止されます。海外仕入れサイトの画像を無断使用すれば著作権侵害リスクがあり、キャンセル率や評価が低下すればアカウント停止につながる可能性があります。
無在庫販売である以上、受注後に在庫切れが発生するリスクも常にあります。顧客から注文を受けた後に買い付けるため、仕入れ先で在庫がなくなっていればキャンセルせざるを得ません。為替変動で仕入れ時点の利益が想定を下回ることもあります。
これらはFCに加盟したからといって消えるリスクではありません。仕組みを学び、サポートを受けられたとしても、最終的に対処するのはあなた自身です。
「放置で稼げる」ではなく、継続的な作業が前提
公式には「在宅・副業で取り組める」「未経験でも始めやすい」と書かれています。これ自体は嘘ではないでしょう。でも、実際に成果を出している人の声を見ると、平日夜と休日に継続的に作業時間を確保し、週1回のミーティングに参加し、出品・仕入れ・顧客対応の全工程を学んでいます。
「放置で稼げる」わけではなく、月数十時間の継続的作業が成果につながっている。この現実を、契約前に冷静に受け止める必要があります。僕自身、物販を経験した身として言えるのは、商品リサーチと顧客対応は決して自動化できない部分だということです。
加盟金150万円と月額ロイヤリティ、契約の中身を確認する
知恵袋で言及されている金額と、見えにくい追加コスト
Yahoo知恵袋の投稿では、加盟金と保証金を合わせて150万円という記載があります。また、読者からの口コミでは月次ロイヤリティが5万円、6ヶ月ロイヤリティ無料キャンペーンがあり7ヶ月目以降に発生する、という情報があります。
公式サイト上では具体的な金額は資料請求後に開示される設計になっているため、金額は時期により変動する可能性があります。
さらに、加盟金以外にも継続的なコストが発生します。BUYMA側の販売手数料は約8%、提携買付チームへの手数料は1商品あたり1万円から2万円程度との口コミがあります。為替変動による仕入れ原価の変動リスクもあります。
つまり、月商100万円と聞いて手残りが100万円だと思ってはいけません。ここから販売手数料8万円、買付手数料が仮に10商品で10万円から20万円、7ヶ月目以降はロイヤリティ5万円が引かれます。売上と手残りは全く別の数字です。
契約前に弁護士に見せたいチェックポイント
加盟金が数十万円を超える契約については、署名前に弁護士へ相談する価値があります。特に以下の点は、契約書で必ず確認してください。
まず、契約書冒頭にある「甲(FC本部)」が株式会社DREAM PONYなのか、それとも別の法人なのかを確認してください。代理店構造の場合、契約の相手方がドリームポニーではない可能性があります。
次に、加盟金・保証金の正確な金額と内訳、ロイヤリティの発生時期・金額(キャンペーン終了後の条件を含む)、契約期間と自動更新条項の有無、中途解約違約金の金額と算定方法、売上・利益保証の有無(契約書に「売れることは保証しない」とあるとの外部指摘あり)、サポート内容の契約書上の具体性、サポート義務を負う法人名と営業担当の所属の照合、競業避止義務の範囲と期間。
契約書を読まずにサインしてしまう人は、残念ながらこの世界では成果を出しにくいと僕は感じています。逆に言えば、契約書をしっかり読み込む姿勢がある人は、加盟後の実務でも細部に目が行き、リスクを回避できる可能性が高いです。
この加盟が向く人と向かない人を、正直に仕分ける
検討の余地がある人
ここまで厳しいことも含めてお伝えしてきましたが、それでも「検討の余地がある」と僕が感じるのは、次のような人です。
BUYMAおよびハイブランド物販について自分で一次情報を調べ、リスクを理解できる人。加盟金を失っても生活に影響が出ない範囲の資金余力がある人。契約書を自分で読み込むか、弁護士に相談する時間と意思がある人。ファッション・ブランドへの関心があり、商品リサーチを主体的にできる人。
これらの条件を満たす人なら、サポートを受けながら取り組む価値はあるかもしれません。ただし、それでも成果が出る保証はありません。僕が言いたいのは、これらの条件は「最低ライン」だということです。
向かない可能性が高い人
逆に、次のような人には向かない可能性が高いと僕は考えています。
「放置で稼げる」「自動で収入が入る」と期待している人。加盟金を融資で賄う必要があり、返済原資が加盟後の売上頼みになる人。ファッションやハイブランドに興味がなく、商品知識を深める意欲がない人。契約書を読まずにサインしてしまう傾向がある人。
融資で加盟金を賄うことそのものが悪いわけではありません。でも、返済原資が「加盟後に稼げるはず」という前提に依存している場合、リスクが大きすぎます。もし売上が想定を下回ったとき、あなたの生活はどうなりますか。この質問に明確に答えられないなら、立ち止まるべきです。
本音で伝えたい、成果を分ける「行動」の違い
ここからは本音で伝えたいことがあります。フランチャイズのサポートは確かに手厚いかもしれません。でも、それに甘えて自分から動かない人は、どんなに仕組みが良くても成果は出ません。
僕が知っている範囲で、物販で成果を出している人に共通しているのは「自分でリサーチを続けた」「顧客の声に耳を傾けた」「数字を毎日確認した」という行動です。講師は道を照らしてくれますが、実際に歩くのはあなた自身です。この覚悟があるかどうかが、稼げる人と稼げない人を分けている。僕はそう感じています。
冷静に判断するために、今あなたができること
僕がこの記事を通じて一番伝えたかったのは、「公式サイトの情報だけで判断しないでほしい」ということです。
一ノ瀬続輝さんやドリームポニーが詐欺だと言いたいわけではありません。公式の実績が嘘だと断定するつもりもありません。ただ、設立の新しさ、住所変更の多さ、時系列のズレ、外部サイトで確認できる懸念の声、代理店と自社FC本部の二面構造、BUYMA物販の構造的な難しさ、加盟者同士の価格競争リスク、これらをすべて含めて判断してほしいのです。
ブランド物販は、商品知識と市場理解と継続的な作業があって初めて成果が出る世界です。加盟したからといって、その構造的な難しさが消えるわけではありません。成功事例は実在するかもしれませんが、それがあなたにも再現できる保証はどこにもありません。
契約書に署名する前に、もう一度立ち止まってください。この加盟が本当にあなたに合っているのか、冷静に考えてください。不安があるなら、弁護士に相談してください。契約書の「甲(FC本部)」が誰なのか、サポート義務を負うのは誰なのか、登記簿謄本で所在地を確認したか、中途解約の違約金はいくらか、これらを全部確認してください。
そして、もし一歩を踏み出すなら、覚悟を持って取り組んでください。サポートは道を照らしてくれますが、実際に歩くのはあなた自身です。成果を出せるかどうかは、仕組みではなく、あなたの行動にかかっています。
あなたが後悔のない選択をできることを、僕は心から願っています。

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