ミギウデシステムの評判、公式実績と外部の声のどこが違うのか

資料請求を終えて、説明会にも参加した。「なるほど、これがミギウデシステムか」と思った。でも正直、その後に自分でいろいろ調べ始めると、公式の資料で見た風景と、外部サイトに転がっている声のトーンがけっこう違って、少し立ち止まって考えることになった。

この記事を読んでいる人も、おそらく似たタイミングにいると思う。資料は取り寄せた、説明会も聞いた、でも加盟金を払う前にもう少し材料を集めたい、という段階だ。僕もそういう場面で、公式の数字だけを信じて動いたり、逆に外部の懸念だけを読んで一刀両断したりするのは、どちらも危ういと感じてきた。

だからここでは、公式が出している実績と、外部サイトで確認できる声を両方並べながら、契約書にサインする前に自分の目で確認しておくべき論点を整理していく。煽りも応援もしない。ただ、見えていることをそのまま書く。

「開業8ヶ月で月利72万円」という実績を額面通りに読むとどうなるか

フランチャイズの窓口やアントレといった紹介メディアに掲載されているミギウデシステムの実績として、「開業8ヶ月で営業利益720,685円」「営業利益1,001,041円/月の事例」という数字が出てくる。これを最初に見たとき、僕は「なるほど、出せる人は出せるんだな」と思った。同時に、少し引っかかりも覚えた。

株式会社DREAM PONYの設立が2024年4月11日という事実と、この「開業8ヶ月の加盟者の月利72万円」という実績を並べると、時系列の計算が合わないという指摘を外部の検証ブログで読んだからだ。設立から数か月以内に、すでに開業8ヶ月の加盟者の実績が存在するのか、という疑問だ。もちろん、設立以前から準備段階で加盟者を募っていた可能性や、別の経緯がある可能性は否定できない。

ただ、広告に掲載された実績の時系列について第三者が疑問を呈しているという事実は、額面通りに受け取る前に一度確認しておく価値がある論点だと思っている。

顧客満足度98%・月商100万円超という訴求の出どころ

「顧客満足度98%(自社調べ)」「スタート6ヶ月で月商100万円Overを多数輩出」という言葉も、紹介メディア上で目にする。公式ページには「一例であり、新規開業時の予測を示すものではございません」という注記がある。これは当然の注記ではあるのだが、広告の大きな文字で訴求される実績と、小さな文字で書かれた注記では受け取り方が変わってくる。

顧客満足度98%が「全加盟者を対象としたアンケートの結果なのか」「自社で実施した調査の対象者数は何人なのか」という詳細は、資料請求後の書面で確認しておくべき部分だ。

外部サイトを調べたら、全然違う声が出てきた

知恵袋に残っている「儲かりましたか?」という問いかけ

Yahoo知恵袋を検索すると、「ミギウデシステムやってる人、やってた人いますか?儲かりましたか?」という投稿が確認できる。回答がついているわけではなく、問いかけが宙に浮いたままになっているのが、むしろ正直なところを表しているように見えた。また、ミギウデシステムと別サービスを比較検討中という投稿で、「最初の説明と実際に始めてから違うと感じた点はないか」と実際の加盟者に意見を求めている投稿も確認できる。

これはつまり、公式の説明と加盟後の実態の間にギャップがないかを、外部の人間が確かめようとしている状況だということだ。

元関係者を名乗る投稿で言及されていた内容

知恵袋には、元執行役員を名乗る人物から、インセンティブの未払いや営業手法への疑義を訴える投稿が複数確認できる。これらの投稿が事実かどうかを、僕自身が検証する手段はない。投稿者の立場や動機がどこにあるのかも、外部からは判断できない。

だから「これが真実だ」とは言い切れないし、言い切るべきでもないと思っている。ただ、こういう声が知恵袋という誰でも見られる場所に複数あるという事実は、加盟を検討している人間として知っておくべき情報だと判断している。

紹介ブログの好意的なレビューを読むときに意識しておくこと

一方で、「説明会に2回参加して担当者の誠実さを感じた」「アカウントBANリスクへの対応策が丁寧に説明された」「サポート体制に安心感があった」といった好意的な声も、副業紹介ブログ等で確認できる。ここで意識しておきたいのは、こうした好意的なレビューの多くがアフィリエイト目的のブログ経由で発信されているということだ。紹介した相手が加盟すれば報酬が入る仕組みで運営されているブログは、サービスの良い面を前面に出す誘因がある。

そのレビューが嘘だとは言わないが、読む側として「このブログを書いた人の経済的利害はどこにあるか」を頭に置いておくと、情報の取り扱いが変わってくる。

AI活用・月々2万円という訴求の中身を正直に分解してみる

AIが実際にやっていること、自分でやること

「AIが商品選定・商品画像・商品説明をサポートし、1商品6秒程度で出品できる」という訴求は、公式および紹介メディアで繰り返し強調されている。これは事実としてそういう機能があるのだと思う。ただ、AIが担うのはあくまでも商品選定の補助、画像の準備、商品説明文の生成という一部の作業だ。

出品する商品の最終判断、顧客からの問い合わせ対応、受注後の仕入れ手配、ECプラットフォームのアカウント管理(評価やキャンセル率の管理)、売上と利益の管理、これらは加盟者側の作業として残る。「AIが代行してくれる」という表現を読んで「全部やってもらえる」と受け取ると、実際に始めてから「想定よりやることが多い」と感じる可能性がある。AIがサポートするのはあくまでも出品プロセスの効率化であって、ビジネスの判断と顧客対応は人間がやる仕組みだ。

この境界線を、説明資料か契約書面で自分の目で確認してほしい。

月次コストを足し算すると見えてくる数字

「月々約2万円〜の超低資金でスタート可能」という訴求が、ミギウデシステムの大きな看板になっている。アントレ等の紹介メディアには、通常の初期費用50万円を分割払いにした場合の月々約2万円という形で掲載されている。ここで正直に言っておきたいのは、この2万円は初期費用の分割部分だけの話だということだ。

それに加えて、ロイヤリティが売上の6%、サポート料が月1万円、システム利用料が月9,072円、これらが毎月発生する。さらに、受注後の商品仕入れ原価と、ECプラットフォーム側の販売手数料が乗ってくる。試しに月商30万円を仮定して計算してみると、ロイヤリティだけで18,000円、サポート料10,000円、システム利用料9,072円を合計すると37,072円の固定的な支出が毎月かかる計算になる。

初期費用の分割2万円を加えると月々約57,000円が出ていく計算で、そこから仕入れ原価とプラットフォーム手数料が引かれる。「月々2万円でスタート」という印象と、実際の月次コストの総額はかなり異なる。これらの数字はアントレ等の紹介メディア掲載情報をもとにしたものであり、プランや時期によって変わる可能性がある。

最新の正確な数字は必ず資料請求と契約書面で確認してほしい。

運営会社について調べて気になった点をそのまま並べる

株式会社DREAM PONYについて調べたとき、いくつかの点が気になった。順に並べる。まず、設立が2024年4月11日と比較的新しい。

本記事執筆時点で設立から2年程度の会社が、大きな実績訴求をしている状況だ。次に、設立から2年未満で本社所在地が神奈川県座間市から横浜市中区、東京都千代田区へと複数回変更されている。また、ミギウデシステムのほかに、BRAND物販PLUS(旧BUYUP)やBuy Linkといった複数の物販FCブランドを短期間で展開しているという点がある。

運営会社と代表者が同一で、無在庫物販FCというモデルは共通している。複数ブランドを短期間で立ち上げることが何かの問題を意味するわけではないが、それぞれのブランドがどういう経緯で展開されてきたかは確認しておいてよい論点だと思う。さらに、フランチャイズ紹介サイト上で代表者名が「一ノ瀬 続耀」と誤記されていた事例を外部検証サイトが指摘している。

正しくは「一ノ瀬 続輝」とのことだ。紹介メディアの記載ミスと言えばそれだけの話かもしれないが、加盟前に代表者名を正確に把握しておくことは、会社の信頼性を調べる基本作業の一つだ。個々の事象を単独で見れば、それぞれに説明がつく可能性はある。

ただ、こうした事項が重なっているという状況は、加盟前の確認作業として記録しておくべき論点として並べた。

稼げた人と稼げない人を分けているのは何か、僕なりに考えたこと

公式が出している成功事例を見たとき、月利72万円や月利100万円超を実現している人たちが「何もせずに稼いだ」とは、さすがに書いていない。説明会の場でも、稼いでいる人ほど出品数が多く、顧客対応のスピードが速く、アカウント運用のルールを守っているという話が出てくるはずだ。つまり、AIが出品作業を効率化しても、その効率化された時間を使って何をするかは人間次第だということだ。

1日1時間でスタートできると訴求されているが、軌道に乗せるまでの間に必要な学習量、試行錯誤の時間、アカウント管理の手間を含めると、最初の数か月は相当の作業量になる可能性がある。正直に言うと、「副業でとりあえず始めてみる」という感覚でエントリーして、毎月数万円の固定費を払い続けながら成果が出ない、というパターンが最もリスクが高い。稼げた人とそうでない人の差は、仕組みの良し悪しだけでなく、継続して行動したかどうかと、コストに対して売上が回収できているかをきちんと管理していたかどうかにある、と僕は見ている。

契約書にサインする前に、ここだけは自分の目で確認してほしい

加盟金が数十万円規模になるFC契約は、署名した後に「想定と違った」と感じても、中途解約には違約金が発生するのが一般的だ。だからこそ、サインの前に自分で確認すべき項目を整理して渡しておきたい。一つ目は、初期費用の総額と分割条件だ。

「月々約2万円〜」は分割プランの一部表示であり、頭金の有無、分割回数、分割手数料の合計を足した総額で考える必要がある。二つ目は、毎月かかる費用の合計だ。ロイヤリティ(売上の6%)、サポート料(月1万円)、システム利用料(月9,072円)を足した月次固定費を試算し、さらに仕入れ原価とプラットフォーム手数料を加えた実質的なコスト構造を、自分の想定売上規模で計算してみることだ。

数字はアントレ等の紹介メディア掲載情報をもとにしており、契約書面での確認が必須だ。三つ目は、AIが担う作業と自分が担う作業の境界を、口頭説明ではなく書面で確認することだ。四つ目は、契約期間と中途解約の違約金の算定方法だ。

五つ目は、売上や利益についての保証の有無だ。「本部は売上を保証しない」という記載がある場合、期待と実績のギャップを後から主張することは難しい。六つ目は、競業避止義務の範囲と期間だ。

解約後も一定期間、同業への参入が制限される可能性がある。そして最後に、加盟金が自分の生活に影響しない範囲の資金で賄えるかどうかを確認することだ。融資で加盟金を調達し、返済を加盟後の売上に頼る形になる場合は、リスクの性質が大きく変わる。

「加盟すべきか、すべきでないか」は、この記事が決めることではない。公式の実績には成功した人が存在することが示されており、一方で外部には懸念の声も確認できる。どちらか一方だけを根拠にするのではなく、契約書面を自分で読み込み、できれば弁護士や第三者のアドバイスを挟んだ上で、自分の状況に照らして判断してほしいと思っている。

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